一次創作、時々版権ネタ。
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メイン:遠矢 一期(とおや いちご)
17歳、175cm。
現代に住む女子高生。古い神社の末娘で、家族からの愛称はイチ。
女子であろうと身を守る術は必要、という父親の教育方針と自身の心身を鍛えるために薙刀術を習っている。
人外が行き来し魔法が飛びかう現状には困惑している。出来れば早く帰りたい。
兄達の影響かやたらと口が悪く、周りからは生意気で頑固者だと称される。
中身は素直で義理堅く、お人好しな性格。
喧嘩や怪我は慣れっこだが、命掛けの戦闘となるとさすがに怯む。
長身なのがコンプレックス。
学校はやや遠方にあり、普段は寮生活。連休には家に帰ってくる。
また実家の繁忙期には巫女服を着て家業を手伝っている。
とはいえ女性禁止の行事も多く、ほとんどは父親と長兄が執り行うため神事に関する知識はほとんど無い。
いわく「正月のバイト巫女に毛が生えた程度」。
今の姿は数年前の記録を元にしたもの。元いた時間軸の記憶はほとんどない。
唯一"大人になったシキが目の前で死ぬ"事だけは覚えており、自分達が過去から来ていると確信するに至った。
過去の自分達を変えることで悲惨な未来を回避できないかと画策している。
「本来あってはならないこと」を行おうとしている事に抵抗はあるが、
友人を救えるかもしれないチャンスを無駄にしたくないというのが本人の主張。
また未来のシキが自分を頼ってくれなかったことを気にしており、
困っている友人から頼られないことを恐れている。
未来を変えるため、友人から頼りにしてもらえるため……など様々な理由から
もっと強くなりたいと願っている。
サブ:式見 奈義(しきみ なぎ)
18歳、173cm。
イチの先輩。彼女からはシキと呼ばれている。
勉強は得意で成績も良い方。戦闘ではヘッドセットを通じてイチの支援を行う。
黙っていれば整った顔立ちの理系男子だが、中身は戦うヒロインに憧れる残念なオタク。
コスプレイヤーでもあり、イチに揃いの衣装を作ろうと提案したが却下された。
性格は冷静で神経質。完璧主義な一面もあり、失敗を恐れる。
他人に失望されないよう深い関係を持ちたがらず、率先して人助けに行くイチには呆れ気味。
炊事や裁縫が得意で、拠点での家事全般を担当している。
両親は幼い頃に離婚しており、父と妹の3人家族。
父親に迷惑をかけないため、聞き分けのいい良い子になろうとした。失敗を恐れるのはこのため。
子供の頃は同級生からいじめられていたが、親の耳に入るのを恐れて誰にも相談しなかった。
今でも人の目を気にしたり、1人の方が楽だと発言するなどコミュ障気味。
元の世界では精神を病んで自殺しており、今の姿は数年前の記録を元にしたもの。
断片的に未来の記憶もあるため、自分の末路についても感づいている。
不用意に過去を変えてしまえばイチにも良からぬ影響が出るのではないかと考えており、
イチの提案にもあまり乗り気ではない。止める気もないが。
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